Garden & Flowers

Flower Arrangements

農花では、ワインとともに、お花をテーマにしています。里山は、四季を通して、美しい花材にあふれています。ブドウの蔓、ヤマゴボウの実、摘果されたリンゴ、畑のあぜ道にコスモス…桜の木、藤、モミジやムクゲなど、お庭の木々もどんどん大きくなるので、剪定も欠かせません。それらを少しだけでも家の中にも飾ると、一気にみずみずしい空間になります。

 

カベルネフランの枝を使ったリース

2022年のクリスマスには、カベルネフランの剪定枝でリースを60個ほどつくりました。

御代田の美術館、MMoPでのクリスマスマーケット、東御ワインチャペルにて販売させていただくと同時に、東京・代官山kurumayaさん、長野駅近くのネコノワインさんにはビッグリースを制作させていただきました。

  

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kurumayaさん用に作った直径50センチ前後のビッグリース。森のような雰囲気にしたくて、たくさんの針葉樹を入れました。

 

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ネコノワインさん用のビッグリース。ブドウの枝を見せたいというご希望でしたので、半分枝を見せるようにしました。

 

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来年はどんなリースを作ろうか、今からアイディアを貯めておきます。

 

糠地ワインハウス ワイン会

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2022年8月、糠地ワインハウスにて、ワインメーカーたちのワイン会。

ぎりぎりまで畑作業、大急ぎでお花を作ったので、小さいものが二つ。ワインハウスのお庭のホスタやチョコレートコスモスなど。

この季節は、花の端境期になり、花の種類が減りますが、もう少し立つと秋のお花たちが増え始めます。

 

最近のお庭(5年目)

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玄関へのアプローチ。

引っ越してきてから5年たち、パニカム、フェッツカグラウカ、スティパなどのグラス系が育ってだいぶワイルドな雰囲気になってきました。

朝のこんな雰囲気がお気に入りです。 

 

糠地ワインハウス 三石シェフ ワイン会

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 2022年6月、糠地地域に新しくオープンしたテールドシエルさん直営のワインハウスで、地元ワイン生産者たちの会が開かれました。お料理は、佐久地域で出張料理人として活躍している三石温士シェフ。地元の食材にこだわった、味だけでなく見た目も美しく繊細なお料理の数々が並びました。

そのテーブルフラワーのアレンジのご依頼をいただき、緊張しながら活けたのが写真のお花です。我が家のお庭と、ワインハウスのすばらしいガーデンから摘み取ったお花でアレンジしました。ガーデンを維持しているオーナー夫人がお花のチョイスに助けられました。

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味だけでもなく見た目も麗しいお料理の数々です!

ムギセンノウ、デルフィニウム、キャットミント。ヤグルマソウ、カラドンナ、ニゲラ、スモークツリー、キリンソウ、アルケミラモリス、ブドウの花、補スタなど。シェフのお料理をそっと支えるような、初夏の風のような雰囲気を目指しました。

  

春のお庭から

2022年5月。春がやってきて、寒かった糠地にもいっせいにお花が咲き始めたので、ひさしぶりに、お花を活けてみました。

庭木と家の周りに咲いている野の花です。つくしがかわいくて気に入っています。道端にたくさん生えているトウダイグサ、黄緑色がとてもかわいいお花ですが、ちぎると茎からでてくる白い液体はかぶれる人もいるそうなので、注意が必要です。

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ドライフラワーリース

こちらも、剪定したブドウの蔓を使って作りました。庭のアジサイやナンテンの蕾を合わせました。 ナンテンは、赤い実になるとポロポロ落ちてしまいますが、蕾のときにとっておくと、頑丈なドライフラワーになります。 

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スモークツリーのリース

 直径45センチほどの大きなリース。こちらも剪定したブドウの蔓を台にしています。

スモークツリーの木が庭にあると、切り花アレンジで大活躍します。ドライにしなくてもドライフラワーみたいな花なので、手間もかかりません。香りのよいユーカリもお庭に植えておくと重宝します。糠地は寒いので、寒さに最も強いタスマニア原産のユーカリ―・グニーを植えています。気候が合うのか、どんどん大きくなっています。

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タンポポのドライフラワー

春先に畑や家の庭はタンポポに覆われます。花や綿毛を使ってドライにして楽しめます。 

ドライにしたラベンダーの葉っぱなどを入れると、シルバーリーフのアクセントとしても美しく、また、香りが楽しめます。

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たんぽぽの綿毛ランタン

綿毛が開ききらないうちにドライにすると、やがて、頑丈な綿毛ボールができあがります。灯りにさしておくと、しばらくの間、透け感の美しい、まんまるなフォルムを楽しむことができます。

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小諸ワインデイ   

2018年9月2日

糠地の見晴らし交流館で小諸市が開催した、小諸の食とワインを楽しむイベント。佐久地域で活躍される三石温士シェフのすばらしいお料理を、糠地地域の畑や野の花で彩る機会をいただきました。ソバの花、アスパラガスの葉などを使っています。

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 9月には、糠地の里は、いちめんのソバ畑の白い花が広がります。アスパラガスの畑のふわふわの葉も美しく茂るので、丘は、すばらしいグリーンのグラデーションに彩られます。

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 摘果リンゴのアレンジ 

糠地はリンゴの産地。

リンゴは立派に育つために選抜され、周囲の実は摘果されます。小さな青リンゴは、初夏の象徴でもあります。

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初秋のアレンジ

ニゲラの実、ノビエ、花弁が落ちた後のエセナキア、台木ブドウの実などを使ったアレンジです。

ニゲラは、お花が終わったあとの実がとても魅力的な花です。ドライフラワになってカラカラに乾くと、中の種がマラカスのように音を立てます。その種を翌春にまくと(糠地は寒いので春まき)、薄紫色の可憐な花を再び楽しむことができます。

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フジの花とリンゴの台木

 春先になると、前の家主だったリンゴ農家の方が残したリンゴの台木と、庭にどんどん繁茂する藤の花が満開になります。

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コスモス

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秋には家の前のコスモスが満開になります。日本の里山には欠かせない花ですね。コスモスが風に揺れる季節になると、実りの季節の到来を感じます。

あちこちに飾って、家中に秋の風を取り込みます。

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夏の終わりの庭から

晩夏。摘果したブドウや青リンゴがきれいなので、しばらく部屋に飾ります。

剪定したチドリソウ、タイムの葉、ミニダリア、アナベル、ボルジなども、そのまま捨てるにはかわいそうなので、お皿に並べました。

長い葉っぱは、ブルー系のソルガストラム。これがすごく勢いがあって、増えすぎてきています。切り花アレンジで使うと美しそうですが、庭ではちょっと持て余し気味です(笑)。 

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ほかにも、寒冷地のお庭の定番・イングリッシュガーデンなどでもよくつかわれるイネ科のグラス系の植物を、玄関までのアプローチにいろいろ植えています。3年たち、草たちも大きくなり、だんだんワイルドになってきました。

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クリスマスリース
クリスマスなので、家の入口に、ブドウの剪定枝に庭のヘクソカズラを巻き付けたリースを飾りました。
ヘクソカズラって、あんまりな名前ですが、花も実も可憐な野草です。庭中にはびこってしまい、ともすると邪魔者扱いされますが、東京のお花の教室では、「サオトメバナ」とか「オトメカズラ」とかいうもっと美しい違う名前で花材になったりしています。秋になると、こんなオレンジ色のかわいい実をつけます。

 

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クリスマスリースいろいろ
剪定枝を土台に季節のリースを色々つくりました。2020年。
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Bouquet etc


ときどき、ご依頼をいただいて、花束をつくったりしています。

予算を伺って、手に入る季節の花材で作ります。

 

結婚式のウエルカムボード

花嫁さんはもとCAということで、披露宴は、ティファニーブルーのテーブルクロスにカスミソウのアレンジメント。青空にカスミソウの雲が浮かんでいるイメージと聞き、プリザのカスミソウをたっぷり使いました。

ワンポイントに、飛行機の立体シール。

花のガーデンから、新たに夫婦として大空に旅立つイメージにしてみました。

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事務所開所祝いの花束
姪の事務所開所祝いに送りました。

サンゴミズキで丸い枠を造り、中にエリンジュームやユーカリ、アストランチアなどを入れて、清楚かつ華やかなイメージにしました。

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お悔みのアレンジメント

知人のお父様が、数か月前に突然亡くなられたと聞き、ご霊前にと思いつくりました。

薄紫色のピンポンマムを主体に、スイートピーやアスチルベなどを入れました。

 

 

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退院祝いの花束

長期入院していた小学生の男の子の退院祝いで。

はやく元気いっぱいになってほしいという願いを込めて、ビタミンカラーのガーベラをたくさん入れました。 

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お悔みの花束

仕事仲間のお兄様が亡くなり、ひさしぶりの慰労会でお渡ししました。

黄色と白をベースに、シックに仕上げました。

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ハロウィンのアレンジ
ハロウィンパーティー用のスタンドアレンジです。
切り花用のジャンボマリーゴールドで、値段は控えめですが、華やかに。

 

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退職祝いの花束

会社員時代の大先輩の退職祝い。ダリアを使って大きくてゴージャスな花束にしました。

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結婚祝いのプチ花束

ワインアカデミーの仲間の結婚祝いの宴会で。

クリスマスが近かったので、もみの木も入れました。

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