日々のつぶやき
- 2025-03(1)
- 2025-02(1)
- 2025-01(2)
- 2024-12(1)
- 2024-11(1)
- 2024-09(2)
- 2024-08(2)
- 2024-07(1)
- 2024-06(1)
- 2024-05(2)
- 2024-04(1)
- 2024-03(1)
- 2024-02(1)
- 2024-01(1)
- 2023-12(1)
- 2023-11(1)
- 2023-10(1)
- 2023-09(3)
- 2023-08(5)
- 2023-07(2)
- 2023-05(2)
- 2023-04(2)
- 2023-03(1)
- 2023-02(1)
- 2022-12(2)
- 2022-11(1)
- 2022-10(5)
- 2022-09(3)
- 2022-08(1)
- 2022-07(2)
- 2022-06(2)
- 2022-05(4)
- 2022-04(1)
- 2022-03(4)
- 2021-11(2)
- 2021-10(2)
- 2021-09(3)
- 2021-08(1)
- 2021-07(4)
- 2021-06(2)
- 2021-05(3)
- 2021-04(2)
- 2021-02(2)
- 2020-12(1)
- 2020-11(1)
- 2020-10(6)
2025/03/19
初のメーカーズディナー開催しました

3月16日、三鷹のkuvalさんにて、農花初のメーカーズランチ、ディナーを開催していただきました。
これまで5年間に渡り、ワインを仕入れてきてくださったkuvalさん。それらの7種類のワインに合わせて、久原シェフの絶品お料理が次々と。
山菜ソースがかかった玄界灘・一本釣りの鰆のミキュイ、鴨・鹿・猪のパテアンクルート、太刀魚のパイ包み、シストロン産仔羊のロティ…。最後はパティシエの奥様、春香さんによる、桜の風味のメレンゲのデザートまで(まさに春の香り)。
ワインの風味に合わせて計算された、日本〜南仏の海や山の風を感じるような、美しいお料理たち。
焼きあがったばかりの鴨、鹿、イノシシのジビエのパテアンクルート。上部に空いているパイ生地の煙突から、焼き上がりのパイにコンソメジュレを流し込んで冷やすので、中身はしっとりと
ほんのりジンジャーの香りのする醸しワインの白と合わせて供されたのは、ロワール産ホワイトアスパラと甘鯛の松笠揚げ。
甘鯛の鱗が、揚げられることで、トゲトゲの松笠のように立ち上がっています。炭の香ばしさと、アスパラソースのオレンジ風味がワインとピッタリでした。
今回初めて少量造ったフルミントの泡を皮切りに、サワラ、太刀魚、ジビエなどの食材を生かしたお料理と、これまでの農花ワインとのペアリングが楽しめる会でした
kuvalさんは、私が育った生活圏である西多摩エリアの、都心から少し離れた市街地にあります。
12人入れば満員の、カウンター中心のアットホームなお店で、いつもワインを届けに来るたびに、食べに来たいなあと思っていましたが、今回、初めて、カウンター横から、シェフが調理する姿をじっくりと拝見できました。
前日ほぼ徹夜で仕込んだという食材を、魔法のように仕上げを施し次々とお皿に盛り付けていく様は、まさに3時間にわたる迫力のライブショーを観ていたようでした。
お昼の部に来てくれた80代半ばの両親は、ワインも食事も全て完食。
「あんな空間で、おしゃべりしながらゆっくりとワインを飲んだりお食事したりするのは初めての体験で、本当に楽しかった。ちょっと和のテイストもあって、とっても美味しいお料理だった」と感激していました。
お客様たちは、kuvalさんによくいらっしゃるという方も多く、ワインを愛し、シェフのお料理を愛し、ここが、ゆるりと寛ぎに来る空間であることがよく伝わってきました。
こちらは、会の後にシェフが見せてくれた、食材となった鴨。
茨城で罠にかかったものだそうです。眠っているような、傷のない美しい羽の鴨。ビロードのように柔らかく、芳しい香りがしました。
こだわりの食材、魂の籠ったお料理の数々に、お客様だけでなく、お給仕を手伝った私までが、幸せな気持ちをたっぷりと頂きました。
三鷹に、kuvalあり。
おでかけの際は、ぜひお食事にお立ち寄りください。
「三鷹 kuval」 東京都武蔵野市西久保 2-3-15 サード本窪1階
2025/02/28
新ワイン販売のお知らせ

完売となりました。
ありがとうございました。
【新ワイン発売のお知らせ】
醸造は、ツイヂラボ。
お天気に恵まれた2023年。よく熟した6種類の白ブドウと、酸と赤い実の風味豊かなカベルネフランのコラボです。
2025/01/27
私の絵が3Dに!

びっくり!私が描き溜めてきた絵が立体に!
六本木の国立新美術館で開催中の「シャドーボックス」の展覧会に行ってきました。
きっかけは、2022年のクリスマス、御代田の美術館で行われたマルシェで、このシャドーボックスの講師をの佐藤千月さんと出会ったこと。
私が販売していた自作の絵ハガキを見て、「ぜひシャドーボックスの原画として採用させてほしい」とお話をいただいたのです。
「シャドーボックスは、17世紀のヨーロッパを起源とするクラフトアート。同じ図柄の紙を、図柄ごとに切って何枚も重ね、紙にカーブをかけて膨らませるなどして、3Dにするものです。
最初にお話をいただいてから、じつに2年あまり。大宮で教室を主宰されている石井典子氏(写真の作品)と、その講師の先生方、生徒さんたちが、私の絵をもとに、すばらしい立体作品を完成されました。偏執的に細かく書き込むばかりの私の絵が、いったいどんな立体作品になるのか、私も拝見するまで実感がなく、すっかり感激してしまいました。
こちらは、作者の方がワイン好きで、「ワインセラーにワインが並んでいるイメージ」で、モチーフを配置されたそうです。もう、買い取りたいくらい素敵な作品でした。
小諸に住み、ブドウを育てるなかで、いろんな出会いがあり、こうして何かに結びついて形になっていくこと。
時の積み重ねを感慨深く思うと同時に、世の中にはこんなアートクラフトがあって、情熱をかけて作品作りをする人たちがこんなにたくさんいるということに、ただただ脱帽!
古典的なヨーロッパの絵画や建築物のほか、美しい着物の和柄を作品化したもの、伊藤若冲の緻密な鶏を立体化したものなど、ほかにもいろいろな作品が展示されていて、六本木という土地柄もあり、フラッと立ち寄ったような外国人の方たちも、その手仕事に驚いて見入っていました。
美しい和服のシャドーボックス。それぞれの柄が立体的に浮き上がっています。
展覧会は、2月1日まで。
六本木・国立新美術館3A展示室にて。
2025/01/03
Happy New Year!
