日々のつぶやき
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2020/11/03
ペティアンを瓶詰めしました
最初に仕込んだ白ワインは、発酵終盤に、後から仕込んだ赤のもろみ果汁(発酵中のまだ糖分の多い果汁)を投入して発酵を調整。美しいサーモンピンクのペティアンとして瓶詰めされました。
瓶の洗浄機。プシュ―っと水が出てきます
瓶詰機械。乳しぼり感があります
自然なワイン造りをしているテールドシエル醸造長の桒原さんが、選抜された培養酵母を添加せず、どうやってブドウについている野生の酵母だけで発酵を進めていくのか、最初の白ブドウを仕込んで以来一か月余り、その過程は非常に興味深いものでした。
ワインの状態によって、白ワイン→白のペティアン(微発泡ワイン)→赤と白を合わせたロゼワイン→やっぱり白を活かし、ちょっと赤の果汁を追加したピンクのペティアン…というふうに、できあがり予定がどんどん変わっていくのです。「ブドウがなりたいワイン」にしていくため、蔵の中で、ひたすらブドウと向き合い、「ブドウの声」を聞き取る作業をつづけられているように見えました。
で、結果的に、こんなに美しいペティアンが出来上がりました。野生酵母のみ、亜硫酸無添加、無濾過・無清澄のピンクのにごりワインです。(ペティアンという言葉になじみがない方もいらっしゃるかもしれません。発酵途中で瓶詰めし、残りは瓶の中で発酵する微発泡ワインです。酵母の力による優しい泡で、カジュアルにごくごくのめるタイプのものです。)
「複雑な味わいがします」と楽しそうに試飲する桒原さん
瓶詰前に試飲してみました。さわやかな酸味と共に、滋味というか、アミノ酸系の旨みのようなものを感じました。和食にも合いそうです。(自分で育てたぶどうのワインに合う料理を考える! なんて楽しいんだ!)
瓶に詰められて、残りの発酵が進むのを待ちます。さあさあ、酒販免許申請+販売サイトの準備を急がないと! いよいよ、おしりに火が付いてます。
桒原さんにせっかく素敵なワインにしていただいたので、私も頑張らねば。来年早春には販売サイトオープン予定です。どうぞ、よろしくおねがいいたします。
※おまけ
赤ワインも発酵が進んでいます!いい感じです。
ブドウを優しく押し込む桒原さんの手(手ピジャージュ!)