ワインのご紹介
Still Wine
NUKAJI BLANC Macération 2023
3960円
完売しました
2023年は、2019年に植えたケルナーが初めてたくさん採れて、白はケルナー中心の醸しワインになりました。
醸しワイン(マセラシオン、マセレーション)とは、白ブドウを赤ワインの作り方のように皮ごと漬け込む手法で、「オレンジワイン」と呼ばれるつくりかたです。
豊作だったケルナー。光の当たり方で少しサーモンがかって見える美しいブドウです
シャルドネ28%
ミューラートゥルガウ20%
リースリンク、ピノグリ、ゲヴェルツトラミネール 12%
写真はミューラートゥルガウとゲベルツトラミネールを手除梗しているところ
アロマティックなケルナーが一番多かったせいでしょうか、果実味やしっかりした酸も残しつつ、シナモンや生姜の醸しの風味が爽やかに感じられます。
10℃くらいに冷やしても暑い日には美味しいですが、14~5℃くらいでも豊かな香りが楽しめます。
醸し期間は2週間ほどで、とても品のある味わいです。
樽熟成は5か月。瓶詰前に亜硫酸を10ppmだけ添加しています。
エスニックやカレーに合わせるといいかなと思っていたのですが、カニみそたっぷりつけた「ゆでガニ」、生山椒をピリリと聞かせた肉のソテーなどにも、ぴったりでした。
<今回のラベルについて>
5月には菜の花でっぱいになる糠地の写真を背景にしました。オレンジワインのすっきりとした味わいと爽やかな初夏のイメージを合わせました。
生産本数は、293本
醸造:テールドシエル