日々のつぶやき

2022/08/27

美しいピノグリさん

今年は除葉と整枝をしっかりやって、栽培大変うまく行っていると調子づいていたら、7月末から日焼けによる痛みと実の一部に雨滴による病果が出ました。

糠地は標高850メートルもある高地。冷涼さが売りだったはずの土地も、今年の猛暑攻撃は強烈でした。

実の日焼けは、日当たりが強いというより、房周辺の温度が上がりすぎる高温障害によって起きるということ。房周りの葉っぱをマメに除葉をしたのが逆効果だったのかもしれません。

高温多湿な夏を生き残った粒々たちが成長し、ヴェレゾンが始まりました。写真はピノグリ。白品種ですが、グリ系のピンクの皮になります。色変わりしていく様子はスモーキーカラーのグラデーションがとても美しいです。

多様な品種を実験的に植えていますが、今年はピノグリ、リースリング、ヴィオニエが今までになく立派な房を着けています。

あと収穫まで1ヶ月(白)。

食べてみたら、酸っぱ甘くて、疲れた身体に美味しい。秋の長雨、動物たちにやられずに、熟しますように。