日々のつぶやき

2025/01/27

私の絵が3Dに!

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びっくり!私が描き溜めてきた絵が立体に!

 

六本木の国立新美術館で開催中の「シャドーボックス」の展覧会に行ってきました。

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きっかけは、2022年のクリスマス、御代田の美術館で行われたマルシェで、このシャドーボックスの講師をの佐藤千月さんと出会ったこと。

私が販売していた自作の絵ハガキを見て、「ぜひシャドーボックスの原画として採用させてほしい」とお話をいただいたのです。

 

「シャドーボックスは、17世紀のヨーロッパを起源とするクラフトアート。同じ図柄の紙を、図柄ごとに切って何枚も重ね、紙にカーブをかけて膨らませるなどして、3Dにするものです。 

最初にお話をいただいてから、じつに2年あまり。大宮で教室を主宰されている石井典子氏(写真の作品)と、その講師の先生方、生徒さんたちが、私の絵をもとに、すばらしい立体作品を完成されました。偏執的に細かく書き込むばかりの私の絵が、いったいどんな立体作品になるのか、私も拝見するまで実感がなく、すっかり感激してしまいました。

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  こちら、「生命の歴史」は、40億年の生命史を描いた、自分で一番のお気に入りの絵なのですが、佐藤さんが作品にしてくださり、今回の展覧会で「ブロンズ賞」も受賞されたとのこと。

 

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こちらは、作者の方がワイン好きで、「ワインセラーにワインが並んでいるイメージ」で、モチーフを配置されたそうです。もう、買い取りたいくらい素敵な作品でした。

 

小諸に住み、ブドウを育てるなかで、いろんな出会いがあり、こうして何かに結びついて形になっていくこと。

時の積み重ねを感慨深く思うと同時に、世の中にはこんなアートクラフトがあって、情熱をかけて作品作りをする人たちがこんなにたくさんいるということに、ただただ脱帽!

古典的なヨーロッパの絵画や建築物のほか、美しい着物の和柄を作品化したもの、伊藤若冲の緻密な鶏を立体化したものなど、ほかにもいろいろな作品が展示されていて、六本木という土地柄もあり、フラッと立ち寄ったような外国人の方たちも、その手仕事に驚いて見入っていました。

IMG_3360.JPEG美しい和服のシャドーボックス。それぞれの柄が立体的に浮き上がっています。

 

展覧会は、2月1日まで。

 

六本木・国立新美術館3A展示室にて。